FXは副業に向いているのか？

FXは副業に向いているかどうか・・・
私は専業トレーダーですが、私はむしろ専業トレーダーになることに否定的でもあります。

結論、FXはとても副業に向いています！
その理由を書いていきます。

FXが副業に向いている理由

FXが副業に向いている理由は幾つかあります。

本業がある方は、毎月安定的な収入を確保しながら副業に取り組めることになりますので、
精神的に安定した状態でスタートできると言えるでしょう。

FXは自身の精神との戦いと言っても過言ではありませんので、
”本業がある”というのは1つのアドバンテージになります。

やはり安定した収入がある状態で、副業に手を出さないと、
金銭的事情で精神がかき乱されてしまうため、
そういった意味では副業でFXに挑戦するのは理にかなっています。

ただし、逆に本業があるということで、
副業へ取り組む姿勢が疎かになってしまっては本末転倒。

なので「本業を超える副業での副収入を作るんだ！」と気を引き締めて取り組む必要があるでしょう。

専業トレーダーの場合、朝から晩までいつでもトレードできます。
逆に言えば、相場状況が良くない時でもトレードが出来てしまいますので、
無駄にエントリーを繰り返すポジポジ病になってしまうリスクがあります。

FXトレードの理想としては、相場状況が良い時に狙ってトレードをすること。
これが出来ないと無駄なポジションを取っては負け、負けて熱くなりさらに負けるという負の連鎖が始まる恐れがあります。

従って、必ずしも専業トレーダーになるというのは推奨できないのです。

兼業トレーダーから専業トレーダーになって負けてしまう人も居るくらいです。

そして、FXは他の副業に比べて良くも悪くも成果が出るのが早いと言えます。

チャートソフトを開いて買い・売りの注文を出して決済すれば誰もが一瞬でお金を増やしたり減らしたりすることが出来るからです。

副業、そうですね、例えばブロガーになりたいとしましょう。

あなたがブログを新しく作るには、まずは独自ドメインやサーバーを契約するところから始まり、
ブログを作ってもあなたのWEBサイトにいきなりアクセスが集まるわけも無く、
質の高いコンテンツ（＝記事）を量産する必要があります。

今であればユーザーのタメになる情報がGoogleから好まれる傾向にありますね。
こういった細かい部分にも気を遣ってブログを作り上げていきます。

マネタイズ方法は、アドセンス広告を貼るのか、あるいはアフィリエイトをするのか、
はたまた何か自身のコンテンツを売るのかは分かりませんが、いずれにしても成果が発生するまでは時間が掛かるでしょう。

ブログ立ち上げから成果発生まで、上級者の早い人でも1ヶ月～2ヶ月（とは言っても数円～数十円程度）、
初心者であれば数ヶ月～数年収益0なんてことも充分に考えられます。

それに比べてFXは最初に書いたように、誰でもすぐにお金を増やしたり減らしたり出来るので、
成果が出るのが最も早い副業と言えるでしょう。

ただ、もちろんお金が増えれば良いのですが、減る可能性も充分に考えられる・・・
というか、減らしてしまう人の方が圧倒的に多いので、
闇雲にチャレンジするのであれば、FXの方が良いとも言えないわけですが。

メリットとしては、ブログなどの一般的な副業と比較して、
やはり結果が出るのが早いため、モチベーション維持が初心者でも容易な点です。

ブログを毎日一生懸命書いていても、成果が全く出ないなんてこともありますから、
そうなってくるとモチベーション維持がしんどくなってしまいますよね。

その点ではFXの方が良いと考えられますね。

先程例に挙げたブログでお話しすると、
最初にドメインやサーバーを整えるための初期投資が多少必要になりますが、
日々の運営でお金が減っていくということはあり得ません。

しかし、FXの場合は先程説明したようにお金が増える可能性もあれば減る可能性もあり、
むしろ初心者が闇雲に手を出すのであればお金がどんどん減っていくリスクがあります。

その点では、副業の中でもリスクが大きい副業といえます。

しかし、リスクが大きい反面、リターンも大きいのがFXの魅力。
ブログで稼げるようになるための期間は長く、そして稼げるようになっても収入の限度がある程度ある業界ですが、FXの場合は青天井に稼げるという事実があります。

どんな副業も一長一短はありますし、どちらを取るかは性格次第になるでしょうが、
FXは結論的には副業に向いていて、副業を始めたい方であればFXを選ぶのも良い選択の内の1つになります。

ただし、しっかり学び、検証し、実践するという行程を進まなければ、
いきなり勝ちトレーダーになることは不可能で、結果的に稼げないどころかお金を失って終わりという現実になりかねませんので、「楽して稼げる」というイメージは捨て、
FXを真剣に捉えて実践されることを強く推奨します。