FXで勝ちたい人というのは、
日々、本を読んだり、必要であれば情報商材を購入したり、
FXで勝つために少なからず努力をしていますよね。
しかしながらFXで9割の人が勝てないと言われているのですが、
その理由について専業トレーダーである私が解説します。
FXで9割が負ける理由①裁量トレードにしか目を向けない
多くの人がFX=裁量トレードと思い込み、
チャートにいくつもインジケーターを挿入し、
一生懸命試行錯誤をしているのですが、
皆がなぜか難しい方を好んで選択してしまっているのです。
だからFXで多くの人が勝てないのです。
もっとシンプルに勝てる方法はあるのに、
皆さん憧れが強いのか、それともそれ以外の方法を知らないだけなのか、
なぜかとても難しい相場分析をしようとするんですよね。
勝てないのなら裁量トレードでなくても、
別にEAと呼ばれるツールで自動売買に頼ってみたり、
システムトレードに移行するのも1つの手だと思います。
FXで9割が負ける理由②自分に合ったトレードスタイルを見出していない
これは自分の職業、ライフスタイル、性格などから、
逆にトレードのスタイルを決めてしまうというものですが、
皆さんこの部分を理解していないため自分に合ったトレードスタイルに出会えていないのです。
例えば、サラリーマンの方で、夜の22時以降しかトレードできない方が、
一生懸命4時間足や日足でのトレードをしようとしているなどが良い例です。
4時間足・日足というのは、
当然4時間に1本のローソク足、24時間に1本のローソク足です。
22時からの限られた時間の中で、果たしてこのように長期の時間軸でトレードするのはいかがなものでしょうか?
エントリーチャンスがそもそも来ないという可能性も多いでしょうし、
もしチャンスが来てエントリーしたら、今度はポジションが気になりすぎて眠りに悪影響を及ぼすなど、
とてもそのライフスタイルに合ったトレードスタイルとは言えません。
従って、そういった忙しい方の場合は、
トレードする時間軸を5分・15分・30分・60分などでトレードするのが良いと思います。
また、次の日に影響しないように、24時の時点でポジションを解消するなど工夫も必要です。
逆に1日中チャートを見ることができる人なら、
短期足でトレードを繰り返すよりも、1時間・4時間足などで比較的長期目線のトレードが良いと思います。
1日中できるからといってトレードをしまくり、勝った負けたを繰り返すのは精神的にあまり良いとは言えません。
1日中トレードできたとしても私のようにあえて数分しかトレードしないスタイルにした方が、
逆に良い結果を生み出すこともあるのです。
FXで9割が負ける理由③勉強が大事だと思い込んでいる
FXの特に裁量トレードに関して皆さん気合を入れて勉強しますよね。
エリオット波動・サイクル理論などのチャートパターンもそうですし、
水平線・トレンドライン・フィボナッチなどのチャート機能の使い方、
Wトップ&ボトム・トリプルトップ&ボトムなどのチャート形状など、
どうにか相場を読み取ろうとします。
これが大きな間違いなのです。
もちろん上記の全てあるいは一部でも極められれば最高ですが、
そうで無い場合は、やはり相場に絶対の正解はありませんし、こういったパターンが必ずどのような相場でも機能する訳ではありませんから、FXで勝つための要素としてはこれだけでは不十分で、
FXで勝つための資金管理・メンタルコントロールも大切なのです。
FXは勝率90%でも資金を全損する可能性もあるので、
資金やメンタルの管理技術というのが別に必要になります。
つまりこうした相場分析だけを一生懸命勉強したところで、
この要素だけで長期的に勝ち続けるのは難しいので、
勉強に時間と労力をかけても稼ぐことができない人が多いのです。
勉強するだけではなく、検証と実践を繰り返してトレードの上達をしていかなければなりません。
FXで9割が負ける理由④FT4や過去チャートで検証不足
皆さん、このトレーニングをしっかりしていないために、うまくFXで勝てるようにならないのです。
FXで勝ちたいのなら、チャート検証ソフトや過去チャートで検証し、実践をしていかなければなりません。
なぜなら今自分が使っている手法が、本当に勝てる手法なのか?というのを知っていないからです。
自分の手法がどのくらいの勝率があり、長期的に見てどのくらいの収益・ドローダウンになるのかをイメージできないと、その手法を信用することが出来ずにトレードすることになりますので、FT5などのソフトをお持ちで無い方はこの機会に買ってみるか、MT4やMT5で過去チャートの検証をするなど実践だけでは無く検証も大事にして下さい。
最後に
いかがでしたか?
自分がもし今FXで勝てていないのだとしたら、きっとハッと感じた部分もあるでしょう。
FXで勝てるようになるまでもうあと少しのところまで来ている方も居るでしょうし、
ここで私が解説したことを是非意識してみてFXに取り組んで欲しいと思います。